施術について
METHOD
目立ちすぎる唇を自然な大きさへ。口唇縮小術で上品な印象に
唇が厚すぎる、口元の印象が強すぎるなどの理由でお悩みの方に向けて、「口唇縮小術」は、唇のボリュームを整え、全体のバランスを改善する施術です。先天的に唇が厚い方だけでなく、加齢や習慣によって唇の形が変わってきた方にも適応があります。
唇の厚みや大きさは、お顔全体の印象に大きく関わります。とくに、唇が強調されすぎていると、他のパーツとのバランスが取りづらくなり、「口元が目立ちすぎる」「落ち着いた印象に見られない」などのお悩みにつながります。口唇縮小術では、ご自身の唇の形や顔全体とのバランスを見ながら、自然で美しい口元を目指していきます。

こんな方におすすめ
RECOMMEND
- 唇が厚くて、口元が目立ってしまう
- 上唇・下唇どちらか一方だけが厚くてバランスが悪い
- メイクではごまかせない唇の形が気になる
- 口元の印象を落ち着いた、上品な雰囲気にしたい
- 加齢で唇がだらんと垂れてきたように感じる
- 唇が厚いことで幼く見られてしまう
治療方法
TREATMENT METHOD
・ 極細の注射針で唇に局所麻酔を行い、希望に応じて唇の余剰部分を切除します。
・ 十分に止血処置を行い、溶ける糸で細かく縫合を行います。
治療の流れ
FLOW

診察・カウンセリング

術前写真撮影

デザイン

局所麻酔

消毒

施術
施術後の経過・注意事項
ダウンタイム | 口唇縮小術後の腫れや痛みは、術後1~3日をピークに徐々に落ち着いていきます。軽度の腫れは1週間前後で目立たなくなり、完全な落ち着きには2週間~1か月程度をみていただくと安心です。 腫れ・内出血:1週間程度(個人差あり) 抜糸:5~7日目が目安(溶ける糸を使用する場合は不要) 軽い違和感・つっぱり感:2週間前後まで残ることがあります 初期の腫れは食事や会話時に違和感を覚えることがありますが、日常生活は翌日から可能です。ただし、強く口を開ける、歯磨きの際の摩擦などには注意が必要です。 |
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入浴・シャワー | ・ 入浴、洗髪、洗顔は、手術当日から通常通りにおこなっていただいて構いません。唇は触らないようにしてください。洗顔、入浴の前後、傷口に軟膏を薄く塗ってください。 |
メイク | 術後の唇は腫れやすく、粘膜もデリケートな状態のため、直接唇にメイクをするのは抜糸後または術後7日以降が目安となります(医師の判断による)。唇への負担を避けるため、色素の濃い口紅やティントなどの使用は、さらに数日控えるとよいでしょう。 また、リップブラシやチップなどの使用も清潔なものを使用し、感染予防に気をつけてください。 |
運動 | 激しい運動は、血流が促進されて腫れや出血のリスクを高めるため、術後1週間程度は控えることをおすすめします。 体を大きく動かすことで、縫合部位に負担がかかったり、唇の動きが影響を受ける可能性もあるため、術後は無理せず安静を心がけることが大切です。 |
飲酒・喫煙 | 飲酒は血行を促進し、術後の腫れや出血、内出血を悪化させる可能性があるため、少なくとも術後1週間は控えるのが望ましいです。 喫煙は血流を悪化させ、傷の治りを遅らせる最大の要因のひとつです。さらに、タールやニコチンなどの成分が口腔内の粘膜に悪影響を与え、感染や縫合不全のリスクを高めます。 そのため、術後の回復を妨げないためにも、最低でも術後2週間は禁煙、できれば施術の1週間前から禁煙を開始することを推奨しています。 喫煙者の方には厳しいかもしれませんが、よりよい仕上がりと安全な回復のため、術前後の禁煙は非常に重要です。 |
アフターケア | ・ 唇を刺激しないように食事はかぶりつかず小さく切ってから口にいれてください。 ・ 歯磨きもできますが、歯ブラシの柄が傷にあたらないように気をつけてください。 |
・ 通院は、翌日あるいは翌々日(消毒)、7日目(抜糸)、1ヶ月目、3ヶ月目に処置あるいは術後検診をおこないます。
副作用・リスクRISK
- 内 出 血:時に青紫色として見られ、2〜3週間かけて少し広がりながら消えていきます。
- 血 腫:まれに起こります。指先より大きな塊ができるようでしたら、速やかに受診なさってください。
- 腫 れ:個人差がありますが、目立つ期間が7~10日程度、わずかな腫れが1~2ヶ月程度あります。完全に消退するまで6ヶ月を要することもあります。腫れを少なくするために、手術当日の飲酒は避けて下さい。
- 感 染:非常にまれです。念のためお渡しする飲み薬を服用して下さい。また、洗顔や入浴の後には、抗生物質の入った軟膏を薄く塗ってください。
- 傷 跡:切開部分の傷跡は通常の場合で1〜2ヶ月程度、遅い方は3~6ヶ月かかって目立ちにくくなります。治り方によっては、傷跡が目立つこともあります。
- 創 離 開:強い刺激が加わると、創離開することがあります。
- 後 戻 り:切除した皮膚が元に戻ることはありませんが、唇の外反などにより後戻り様に見えることがあります。
- 変 形:拘縮などで、左右差や変形を生じることがあります。
- 神経系症状:痛みや知覚鈍麻を来すことがありますが、通常は改善していきます。まれに残存することもあります。
- 皮膚結膜壊死:ごくまれに血流が悪くなることで、皮膚や結膜の壊死を来すことがあります。
- 機能障害:まれに傷のつっぱり感や動かしにくさを感じることがあります。口が閉じにくくなることがあります。
- そ の 他:気になることがあれば、検診日以外でもお電話でご予約の上お越し下さい。
口唇縮小術とは
口唇縮小術とは、上唇や下唇の余分な粘膜や皮下組織を取り除き、唇の厚みや大きさを調整する外科的な施術です。患者さまの唇の状態やご希望に応じて、上唇・下唇いずれか一方、あるいは両方を縮小します。
唇の内側を切開して行うため、傷跡は目立ちにくく、自然な仕上がりを目指すことができます。口唇縮小術は、美容目的だけでなく、発音や食事に支障がある場合など、機能面の改善を目的とした医療的な側面からも行われることがあります。
他の施術との比較
口唇縮小術は、唇の厚みや形状を根本から調整する外科的な施術です。以下に、他の類似施術との違いをご紹介します。
ヒアルロン酸注入との違い
ヒアルロン酸は主に「唇をふっくらさせる」「形を整える」ための注入施術であり、唇を小さくしたり薄くすることはできません。すでにボリュームがある唇には不向きです。
一方で、口唇縮小術は唇のボリュームそのものを減らすことが可能なため、根本的なサイズダウンを希望される方には適しています。
ボトックス注射との違い
ボトックス注射は口周りの動きを調整して、唇のめくれや形を間接的にコントロールするものですが、明確なボリューム調整はできません。
口唇縮小術は直接的に組織を取り除くため、見た目にわかりやすい変化が期待できます。
施術料金
PRICE
施術内容 | 料金 |
---|---|
口唇縮小術 上唇または下唇 | ¥165,000- |
口唇縮小術 上唇下唇とも | ¥275,000- |
※総額表示義務のため、消費税込みの表示となっています。
よくある質問
FAQ
ダウンタイムはどれくらいですか?
個人差はありますが、腫れや内出血は通常1週間程度で落ち着いてきます。施術後3〜5日は食事や会話に注意が必要ですが、日常生活は比較的早期から再開できます。
傷跡は目立ちますか?
口唇縮小術は、唇の内側(粘膜側)を切開して行うため、外から傷が見えることはほとんどありません。時間の経過とともに傷もさらに目立ちにくくなります。
唇が小さくなりすぎてしまう心配はありませんか?
事前のカウンセリングで、ご希望の仕上がりや顔全体とのバランスを十分に確認した上で施術を行いますので、過度な縮小にならないよう配慮いたします。
食事や会話に支障はありますか?
施術後数日間は腫れによって違和感がありますが、ほとんどの方が1週間以内に通常通りの生活に戻られます。刺激の強い食べ物や、長時間の会話は数日間控えていただくのが安心です。
再施術は可能ですか?
唇の状態やご希望によっては、再度の調整も可能です。ただし、過剰な施術は自然な仕上がりを損なう可能性もあるため、医師との十分な相談が必要です。