施術について
METHOD
他院での全切開手術の結果に悩んでいる方へ
二重全切開手術を受けたものの、「幅が広すぎる」「食い込みが不自然」「左右差が気になる」といったお悩みを抱え、修正を検討される方は少なくありません。しかし、他院修正は初回の手術に比べ、内部組織の癒着や損傷、皮膚の不足などにより、極めて難易度が高くなります。
こまちクリニックでは、数多くの難治症例に向き合ってきた経験に基づき、患者様の現在の状態を的確に診断し、残された組織を最大限に活かしながら、不自然さを取り除き、整形感のない目元へと導きます。
状態によっては、一度の修正で100点を目指すリスクを避け、安全かつ着実なステップで、患者様と共に理想のゴールを目指します。
※手術内容により手術料金が異なりますので、ご了承ください。
こんな方におすすめ
RECOMMEND
- 整形感のある不自然な二重になった方
- 二重ラインが経年で崩れてしまった方
- 二重の左右差が気になる
- 術後の傷跡が目立つ方
- 二重ラインが希望の形や幅と異なる方
- 睫毛上がぷっくりして、「ハム目」になっている方
治療のポイント
こまちクリニックの他院修正における最大の特徴は、解剖学的な正しさと、長期的な視点に立った安全性の両立にあります。
❶まず、「組織を温存し、無理のない再構築を行うこと」を最優先としています。修正手術においては、前医による内部組織(眼輪筋、ROOF、眼窩脂肪など)の切除が過剰であるケースや、激しい癒着が生じているケースが少なくありません。当院では、現状の損傷具合を正確に見極め、無理に一度の処置で完成を急ぐのではなく、組織の回復を待つ段階的なアプローチを提案します。重度な変形の場合は、はじめに内部剥離のみを行い、組織を「整え直す」ことから始めることもあります。
❷次に、「豊富な術式から導き出すオーダーメイドの解決策」です。単一の術式に患者様を合わせるのではなく、重瞼幅の調整、引き込みの改善、瞼板前組織や眼窩脂肪の再配置、さらにはPRPF®などの注入療法の併用など、多岐にわたる手技から最適な組み合わせを選択します。特に、難易度の高い「幅を狭くする修正」においては、皮膚のゆとりをmm単位で計算し、下方視でも自然な丸みが残るような「やりすぎない」精密な切除・固定を行います。
❸最後に、「機能改善への深い洞察」です。見た目の二重ラインだけでなく、開瞼抵抗(目の開きにくさ)や睫毛外反(まつ毛のひっくり返り)といった機能的問題を同時に解消します。挙筋腱膜周囲の癒着を広範囲に解除し、まぶた本来の軽やかな動きを取り戻すことで、見た目と機能の両面で患者様のQOL向上を目指します。
修正手術は、完全な術後予測が困難なため、多少の誤差が生じます。アグレッシブに多くの手技を組み合わせ一度に100点をとろうすると、想定外の結果となったときに修正ができなくなることがあります。
当院では、なるべく1回で手術が終わるように手術を計画しますが、無理をして一度で完成することに固執せず、一歩一歩完成に近づくように、やりすぎないようにをモットーに手術をしています。
そのため、完成まで複数回かかることもよくありますが、途中であきらめずゴールを一緒に目指しましょう!
治療方法
TREATMENT METHOD
代表的な手技を列挙しています。
患者様の状態・希望に応じて使い分けをしています。
下記以外にも色々手技・方法があります。カウンセリング時に詳しく診させていただき最適な方法をご提案させていただきます。

@重瞼幅の調整
1.新しい重瞼線で切開
2.切開線下皮膚切除・切開線上皮膚切除
3.皮膚の伸展性を利用して引き込み調整
4.眼瞼挙筋前転・後転
5.眉毛下皮膚切除・内視鏡下ブローリフト・額リフト
6.上眼瞼溝・眼窩内へPRPF®やフィラーの注入・前額ボトックス
@重瞼線部の引込み・陥凹の修正
1.陥凹部の切除
2.重瞼引き込みの癒着解除
3.拘縮した睫毛側皮膚の伸展
4.眼輪筋・ROOF(隔膜前脂肪)を充填
5.眼窩脂肪移植(遊離・有茎)
6.フィラー注入(ヒアルロン酸・ベビーコラーゲン)
@睫毛(眼瞼)外反の矯正
1.重瞼線での引き込みの解除
2.挙筋固定位置の調整
3.瞼板上剥離
4.睫毛側眼輪筋/瞼板前組織の下方固定
5.(瞼板切開)
@眉毛側予定外重瞼線の予防
1.挙筋腱膜上剥離
2.ROOF(隔膜前脂肪)内剥離
3.眼輪筋縫合、ROOFのアドバンス、袋とじ
4.重瞼の引き込み調整
5.吊り上げ(重瞼線ー眉毛部)
6.眼輪筋上剥離
7.眼輪筋弁による修正術
@開瞼・感覚の諸問題の改善
1.挙筋腱膜上の癒着部の広範囲剥離
2.ミュラー筋上を剥離し、再前転or後転
3.ミュラー筋ー結膜剥離
4.ミュラー筋切除(ADM手術)→リスク高いので最近はなるべく行わないようにしています。
ハム目・ワニ目・三角目・涙点下垂(涙湖狭小化)・皮膚不足・内部組織過剰切除・自律神経障害など状況に応じてあらゆる手技を応用して治療にあたります。
*重要*
修正希望の患者さんは精神的に疲弊している方が多くおられます。手術時は精神的負担が増大しますので、不安な方はメンタルクリニックなどでのケアを併用することをおすすめいたします。
⚫オプション⚫
・挙筋前転・後転: まぶたの開きを掌る挙筋腱膜を調整し、目の開きすぎや開きにくさを改善します。
・ROOF切除: 眉毛側の厚い脂肪組織(ROOF)を適切に減らし、重たいまぶたをすっきりさせます。
・Y字切開: 目頭・目尻側に元の切開線につながる別の切開を加えることで、部分的な幅の微調整を可能にします。
・二本線切開: 前回とは異なる位置に新しいラインを作成する方法。広い二重をしっかり狭くする際に有効です。
・眼輪筋弁: 自身の組織を移動させ、不自然な凹みや癒着を解消し、自然な質感を作ります。
症例写真
CASE
BEFORE
AFTER
1_全切開他院修正_04
全切開後の傷が気になる、幅を変更したい、整形感のある不自然な目元になったなどのトラブルを解消します。様々な術式に対して、それぞれのご希望に応じて、個別に対応します。
※手術内容により手術料金が異なりますので、ご了承ください。
※患者様のご好意でお写真を使わせていただいているので、術後のお写真に黒目隠しやお化粧のある状態となっております。※同じ番号の症例写真は同じ患者様の症例です。
- リスク・副作用:
- 内出血・腫れ・血腫等
- 施術費用:
- ¥ 715,000-
BEFORE
AFTER
3_全切開他院修正_01
全切開後の傷が気になる、幅を変更したい、整形感のある不自然な目元になったなどのトラブルを解消します。様々な術式に対して、それぞれのご希望に応じて、個別に対応します。
※手術内容により手術料金が異なりますので、ご了承ください。
※患者様のご好意でお写真を使わせていただいているので、術後のお写真に黒目隠しやお化粧のある状態となっております。
※同じ番号の症例写真は同じ患者様の症例です。
- リスク・副作用:
- 内出血・腫れ・血腫等
- 施術費用:
- ¥715,000-
治療の流れ
FLOW
診察・カウンセリング
メイク落し(洗顔)
術前写真撮影
デザイン
局所麻酔
氷冷
消毒
施術
氷冷
施術後の経過・注意事項
| ダウンタイム | ・内出血:ほぼすべての方で見られますが、2〜3週間かけて徐々に広がりながら消えていきます。 ・腫れ:個人差がありますが、目立つ期間が2週間程度、わずかな腫れが1〜2ヶ月程度あります。二重のラインとまつげの間がもっとも腫れが目立ちます。 |
|---|---|
| 入浴・シャワー | ・ シャワー浴は手術当日から、ガーゼを濡らさないようにおこなってください。 ・ 湯船につかるのは手術翌日から可能です。暖まり過ぎないよう注意して下さい。 ・ 洗顔は手術当日からガーゼ(傷口)を濡らさないように行ってかまいません。翌々日から石鹸の泡で糸についている汚れを優しく洗い流してください。 |
| メイク | ・ メイクは手術当日から目元を避けておこなって下さい。抜糸の翌日から目元のメイク(アイライン、アイシャドウ、マスカラなど)が可能です。手術後2週間は、化粧落としの際に目元を強くこすらないようにして下さい。 |
| コンタクト | ・ コンタクトレンズはソフトの場合で2〜3日後から、ハードの場合で1週間後から装用が可能です。取り外しの際に上まぶたをできるだけ強く引っ張らないようにして下さい。 |
| 運動 | ・ 運動は抜糸後からジョギング程度、2週間後から水泳などが可能です。 |
| 飲酒・喫煙 | ・手術後5日間は飲酒・喫煙を避けて下さい。 |
| アフターケア | ・ まぶたの腫れを軽くするために、手術当日と翌日は、軽く冷やして下さい。 ・ 抜糸までは、できるだけ軟膏塗布時以外は目元を触らないように心掛けて下さい。 |
・ 翌日(あるいは翌々日)、5日後(抜糸)、1ヶ月目、3ヶ月目に処置あるいは術後検診をおこないます。
副作用・リスクRISK
- 内 出 血:ほぼすべての方で見られますが、2〜3週間かけて徐々に広がりながら消えていきます。
- 血 腫:まれに見られます。通常は自然に吸収されて消えていきますが、量が多い場合は、注射器で吸ったり傷を開けて取り出したりすることもあります。
- 腫 れ:個人差がありますが、目立つ期間が2週間程度、わずかな腫れが1〜2ヶ月程度あります。二重のラインとまつげの間がもっとも腫れが目立ちます。上記の血腫等が生じると腫れが遷延し1か月以上目立つこともあります。腫脹が強い間は眼瞼下垂(まぶたの開きが悪くなる)の症状がでることがあります。通常は腫脹の消退にともない改善していきます。
- 感 染:非常にまれですが発生する可能性があります。念のためお渡しする飲み薬(抗生物質)は必ず服用して下さい。
- 痛 み:手術当日に多少痛む程度となることが多いです。痛みの強い時は、遠慮なさらず痛み止めの頓服薬を使って下さい。内部の状態によっては痛みや違和感が残存することがあります。元々痛み、違和感のある場合は術後に増悪することもあります。
- 創 離 開:手で引っ張るなどの強い力が加わると傷が開く事や、傷の幅が広くなる可能性があります。
- 知 覚 鈍麻:まつ毛付近のまぶたの感覚が鈍くなることがあります。通常1〜6ヶ月で改善しますが、稀に残ることがあります。
- その他機能的問題:過開瞼、閉瞼障害、開瞼障害、強直性眼瞼痙攣、間代性眼瞼痙攣、広範囲知覚鈍麻、ツッパリ感、違和感、痛み、乱視、視力低下、流涙、アナフィラキシーショックなどの機能的な問題を生じる可能性はゼロではありません。
- 傷 跡:傷跡は目立たなくなる場合がほとんどですが、肌質や状態によって、幅のある傷跡、肥厚性瘢痕、炎症性色素沈着、ガタガタ感など目立つ場合もあります。
- 色素の残存:デザインをしたペンの色素が皮内に入りこみ色が残ることがあります。通常は数ヶ月で薄くなりわからなくなりますが、消えずに残ることがあります。
- ライン不整:シミュレーションを行ない二重幅やラインを決めますが、完全な予測は困難です。多少の誤差は生じます。表情の変化や眉毛の下垂などでも二重幅がかわります。顕著なラインの不整があれば再手術を行ないます。
- ライン消失:二重のゆるみやラインの消失は時に起こり得る現象です。自然な引き込みにすればするほどリスクはあがります。
- 左 右 差:左右を近づけるように手術をしますが、全くの左右対称は難しく多少の左右差が生じることがあります。顕著な左右差の場合は再修正手術の対象となります。
- その他形態的問題:二重幅、食い込み、陥凹変形、くぼみ目、予定外重瞼線、過開瞼、眼瞼下垂、三角目、睫毛外反、結膜露出、眉毛下垂、術後性表皮嚢腫、術後性稗粒腫、術後性霰粒腫などの形態的な問題を生じる可能性はゼロではありません。
- そ の 他:予期しない合併症が起こる可能性もゼロではありません。
- 再修正手術:1回で確実にご希望通りにならない場合があります。複数回の手術が必要となる場合もあります。その場合、当院の規定による再修正手術を行います。修正の手術ですので、状態によっては再手術を行っても当初の目標まで届かない、もしくは術前より状態が悪くなる可能性も全くのゼロではありません。
修正手術で注意すべき点:皮膚切除の誤解と真実

修正手術を検討される際、多くの患者様が「皮膚切除」に対して強い不安を抱かれます。ここでは、よくある三つの誤解について解説します。
1. 「皮膚を切ると目が閉じなくなる」という不安
他院での過剰な切除により、実際に目が閉じにくくなってしまった方を診察することはありますが、「皮膚切除=危険」というわけではありません。皮膚に十分なゆとりがある方の場合は、適切な量を切除することで、不自然な食い込み(凹み)を改善し、二重幅を安定して狭めることが可能です。
大切なのは、闇雲に切るのではなく、一人ひとりの皮膚のゆとりを精密に見極め、無理のない範囲で切除量を設定することです。正しく診断・処置を行えば、幅を狭く修正した後でも、下方視(下を向いた状態)でまぶたに自然な丸みが残り、機能的な問題が生じることはありません。
2. 「目が閉じないのに皮膚切除していいの?」
よく他院で修正のカウンセリングを受けて「あたなは目が閉じないので皮膚を切除することができません」と言われたと言う患者さんが来られます。ですが、皮膚の過剰切除で閉瞼不全を生じている患者さんは多くはありません。術後に目が閉じない原因として、1)皮膚の過剰切除、2)挙筋腱膜過剰前転、などが有名ですが、実際は、3)眼窩隔膜やROOFの拘縮・伸展性の低下で閉じないという患者さんの方が大勢おられます。内部の癒着や拘縮を解除することで皮膚切除をしても目が閉じれるようになります。手術前に判断が難しい場合は、目を閉じるようにしてから後日皮膚切除を追加と、手術を2回にわけることもあります。
3. 「皮膚を切ると眉と目が近づく」という誤解
「皮膚を切除すると眉が下がって目が近づき、きつい印象になるのでは」と心配される方もおられます。しかし、正面から見た際に眉や睫毛の位置が変わらなければ、二重の幅が狭くなった分、むしろ二重の折り返しから眉までの距離は物理的に長くなります。
ただし、例外もあります。一重の方の二重手術や眼瞼下垂の修正などでは、術後にまぶたが楽に開くようになるため、これまで無意識に眉を上げて(おでこの力で)目を開けていた癖が解消されます。その結果、眉が本来の低い位置に落ち着くことで、睫毛と眉が近づいて見えることがありますが、これは皮膚切除そのものが原因ではなく、目の開きが改善されたことによる副次的な変化です。
修正手術においては、こうした組織の挙動を術前に正しく予測し、最適なデザインを決定することが、失敗を防ぐための絶対条件となります。
痛みの少ない・腫れにくい「瞼の切開手術」の極意
腫れには必ず理由があり、その原因を一つひとつ丁寧に取り除くことで、ダウンタイムを劇的に抑えることが可能です。当院が実践している「腫らさないための極意」を解説します。

1. 麻酔の極意:量と打ち方の精密なコントロール
麻酔は「効けば良い」というものではありません。当院では麻酔の「量」と「注入方法」に徹底的にこだわっています。
☑︎1cc未満の超微量注入:
麻酔液を大量に打てば痛みは完全になくなりますが、その分「水分」が直接まぶたに入るため、物理的にパンパンに腫れてしまいます。当院では、全切開や眼瞼下垂の手術でも、片目に1ccも打たないことがほとんどです。
☑︎「痛くない」ことが「腫れない」に繋がる:
逆に麻酔が少なすぎると、痛みで患者様に力が入ってしまいます。すると血圧が上がり、出血が増え、結果として内出血や腫れを招きます。
☑︎電動注射器による低圧注入:
手動で打つと、どうしても注入初期の圧力が強くなり、強い痛みが生じます。当院では電動注射器を使用し、ゆっくりと一定の圧力で注入することで、痛みを最小限に抑え、内出血のリスクを極限まで低減しています。
☑︎適切な重瞼固定に必須:
大量に麻酔薬を注入すると腫脹のため適度な引き込みでの重瞼固定ができなくなります。大量に麻酔薬を注入すればするほど、重瞼の固定は強くせざるを得ないため閉瞼時に食い込んだ目になり易く注意が必要です。

2. 組織を愛護的に扱う:丁寧でゆっくりとした手術の哲学
打撲をした翌日に腕がむくむのと同じで、まぶたもダメージを受けた組織が時間をかけて浮腫(むくみ)を作ります。当院では、この「ダメージ」を最小限にするために、あえて時間をかけ、ゆっくりと丁寧に手術を行います。
☑︎スピードよりも正確さと丁寧さ:
ドラマや漫画では「倍速で手術をするドクター」が美談になりますが、美容外科においては、組織を力いっぱい引っ張ったり、急いで乱暴に扱うことは大きなマイナスです。創部をこねくり回したり、何度も同じ操作をしたりして時間がかかるのは論外ですが、正しく時間をかけて丁寧に操作をすれば、組織へのダメージが抑えられ、術後の腫れは格段に少なくなります。
☑︎出血させないことで麻酔も切れない:
「時間がかかると麻酔が切れる」と言われることもありますが、実は逆です。出血をさせないようにゆっくり手術をすれば、麻酔成分が血と一緒に流れ出ないため、追加の麻酔なしで最後まで快適に手術を終えることができます。
3. 出血・止血のコントロール:火傷を作らないための工夫
切開手術において、術中・術後の出血は内出血(紫色の腫れ)の直接的な原因です。しかし、止血にも落とし穴があります。
☑︎「止血による火傷」を防ぐ:
通常、まぶたの止血には血管を焼いて止める「電気凝固」を使います。しかし、焼きすぎればそれだけ組織に「火傷」を作ることになり、それが新たな腫れの原因となります。
☑︎「血を出さない」のがベスト:
当院では、止血を繰り返すのではなく、最初から出血をさせない工夫をしています。
①太い血管はあらかじめ適切に処置する
②無駄な剥離をしない
③血管の少ない「レイヤー(層)」を的確に剥離する
④麻酔に含まれる血管収縮成分が効くまで、十分に(5分以上)待ってからメスを入れる
☑︎ゆっくり動かすと血管は逃げる:
メスやハサミをゆっくり動かすと、弾力のある血管は損傷を避けて逃げてくれます。急いで切ると血管を断ち切ってしまいますが、丁寧に操作することで出血そのものを劇的に減らすことができるのです。

4. 術後管理:ダウンタイムを自分でもコントロールする
手術が終わった後の過ごし方も、腫れを左右する重要なポイントです。
☑︎冷却と加温の使い分け:
術後2〜3日の腫れのピーク時は、アイシング(冷却)をしてください。炎症を抑えることで、結果的にその後の腫れの引きが早くなります。数日経ち、ピークが過ぎた後の「むくみ」や「内出血のあと」には、温めることが効果的です。循環を良くして吸収を早めます。
☑︎頭を高くして休む:
腫れやむくみは、心臓より低い位置に溜まる性質があります。術後は枕を高くして、少し頭を上げた状態で過ごしてください。うつ伏せや、横向きで片方ばかり向いて寝ると、まぶたがパンパンに腫れる原因になります。
「丁寧で正確な手術」と「正しい術後管理」。この二つが揃うことで、他院修正という難しい手術であっても、日常生活への早期復帰が可能になります。
症例解説


他院で二重全切開手術を受けられた患者様ですが、
まつ毛に皮膚がかぶさり、ぷっくりしていることや伏し目の際に凹むことで悩まれておりました。
平行より自然に見える末広二重に修正しました。
・費用:総額770,000円(税込)
・リスク:腫脹・血腫・内出血
・注意事項:瞼の腫れを軽くするために、手術当日と翌日は軽く冷やしてください。
抜糸までは、できるだけ軟膏塗布時以外は目元を触らないように心がけてください。


ご相談時のお悩みは、
二重幅が広い・傷がガタガタ・伏し目で凹む・眠そうに見える・食い込みが気になる
といった点でした。
手術をしたら改善が得られましたが、気になるところも残っていました。
修正手術が可能であれば、とことん患者様に付き合い、手術の修正を行なっていきます。
そのため、今回は左目の形態でご納得のいくところまで手術を行うと4回の手術となりました。(右目を1回、左目を3回の手術)
修正手術では100点を取るのが難しく、複数回の手術を要することがよくあります。
ただ、修正手術は毎回必ずよくなるものでもないので、患者様が許容できる状態になった時は無理せず追加手術をしないことも重要です。
そのため、術後もしっかりと相談をし、手術方針を立てています。
・費用:363,000円(税込)※片目の価格です。
手技加算A(片目):33,000円
他院修正保証手術(1年未満):88,000円
・リスク:内出血・血腫・腫れ
・注意事項:瞼の腫れを軽くするために、手術当日と翌日は軽く冷やしてください。
抜糸までは、できるだけ軟膏塗布時以外は目元を触らないように心がけてください。
施術料金
PRICE
| 施術内容 | 料金 | |
|---|---|---|
| 単純 | 片目 | ¥363,000- |
| 両目 | ¥605,000- | |
| 難 | 片目 | ¥429,000- |
| 両目 | ¥715,000- | |
| 挙筋前転加算(ぱっちり) | 片目 | ¥66,000- |
| 両目 | ¥110,000- | |
| 挙筋後転加算(単純) | 片目 | ¥99,000- |
| 両目 | ¥165,000- | |
| 挙筋後転加算(難) | 片目 | ¥132,000- |
| 両目 | ¥220,000- | |
| ROOF切除加算 | 片目 | ¥99,000- |
| 両目 | ¥165,000- | |
| その他手技加算A | 片目 | ¥33,000- |
| 両目 | ¥55,000- | |
| その他手技加算B | 片目 | ¥66,000- |
| 両目 | ¥110,000- | |
| その他手技加算C | 片目 | ¥99,000- |
| 両目 | ¥165,000- | |
| その他手技加算D(真皮脂肪移植等) | 片目 | ¥132,000- |
| 両目 | ¥165,000- | |
※総額表示義務のため、消費税込みの表示となっています。
よくある質問
FAQ
二重全切開修正はどれくらいの痛みがありますか?
局所麻酔の時に少し痛みがありますが、手術中は痛みはありません。
修正手術のダウンタイムはどれくらいですか?
内容によって大きく変わりますが、平均的には2週間程度の内出血と腫脹があります。
修正によってどれくらい改善が期待できますか?
個人差はありますが、できる限り組織にダメージがない方法を選ぶため、一度の修正で完全に改善できない場合もあります。
何回も修正することは可能ですか?
可能ですが、できるだけ組織にダメージを加えない方法を考慮します。
修正後すぐにメイクやコンタクトレンズは使えますか?
抜糸翌日よりメイク、コンタクトレンズは可能です。
全切開の修正はいつからできますか?
前回の手術から少なくとも3か月以上経過していることが望ましいです。
二重切開が取れる原因は何ですか?
原因は多岐に渡り、個人差もあるため、診察時にある程度ご説明させていただきます。
カウンセリングに前医カルテは必要でしょうか?
はい、あった方が良いです。前医のカルテと、あと手術前の写真(正面・閉瞼・上方視)があると手術計画が立てやすくなります。