施術について
METHOD
下眼瞼形成術(目の下のたるみ・クマ取り)
目の下の膨らみや凹み、年齢とともに現れる深い溝は、お顔全体の印象を疲れさせ、老けた表情に見せてしまう大きな原因となります。
当院の下眼瞼手術は、単に脂肪を取り除く「脱脂」だけではなく、組織を再配置する「ハムラ法」や余剰皮膚を改善する「たるみ取り」など、解剖学的根拠に基づいた高度な手技を組み合わせ、患者様一人ひとりの目元の構造に合わせた最適な治療を提供いたします。機能美と自然な仕上がりを追求し、本来の若々しい眼差しを再構築することをお約束いたします。
こんな方におすすめ
RECOMMEND
- 目の下の膨らみが目立つ方
- クマの影で顔が疲れて見える方
- 目元の皮膚が余りシワが深い方
- 将来的な再発を防ぎたい方
- 脂肪注入に抵抗がある方
- 涙袋をより強調させたい方
治療のポイント
当院の下眼瞼形成術において最も重視しているのは、「脂肪を単なる不要物として扱うのではなく、貴重な組織として再活用する」という視点です。
従来の一般的な「脱脂術」は、突出した眼窩脂肪を切除することで平坦化を目指しますが、脂肪を取りすぎると数年後に目元が窪み、逆に老けて見えるリスクがありました。これに対し、当院が専門とする「ハムラ法(眼窩脂肪移動術)」は、膨らみの原因である脂肪を捨てずに、その下の「くぼみ(ゴルゴ線やティアトラフ)」へ移動・固定させる画期的な手法です。
これにより、凸(膨らみ)と凹(くぼみ)を同時に解消し、フラットで滑らかな目元を半永久的に維持することが可能になります。また、裏ハムラ法においては、結膜側からの限られた視野の中でも確実に脂肪を移動・固定させる特殊な剥離技術を導入しており、第一人者から継承した微細なコツを術式に反映させています。組織へのダメージを最小限に抑えることで、術後の腫れを最小限に留め、日常生活への早期復帰(QOLの維持)と審美的な完成度を両立させています。
治療方法
TREATMENT METHOD
患者様の年齢、皮膚の弾力、脂肪の突出度合いに応じて、以下の5つのアプローチから最適な術式を選択します。
1.下まぶたのたるみ取り(下眼瞼除皺術):睫毛の生え際を切開し、余った皮膚を物理的に除去します。眼輪筋の引き上げを併用することで、強力なリフトアップ効果が得られます。
2.表ハムラ法:皮膚側からアプローチし、脂肪の再配置と皮膚の切除を同時に行います。皮膚の余りが強い高齢の方や深いシワがある方に適しています。
3.裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術):まぶたの裏側(結膜)を切開します。表面に傷を残さず、脂肪を移動させることができます。皮膚にハリがある比較的若年の方に最適です。
4.ミッドフェイスリフト:表ハムラ法の施術時に、頬のたるみを引き上げることでほうれい線を目立ちにくくし、クマの凹みも軽減します。
5.脱脂術:膨らみが軽度で、くぼみが少ない場合に、余分な脂肪のみを適量摘出します。
副作用・リスクRISK
- 感染:稀に傷口から細菌が入り化膿することがあります。
- 血腫:術後の出血により血が溜まることがあり、必要に応じて処置を行います。
- 複視:腫れの影響で一時的に物が二重に見えることがありますが、通常は時間経過とともに改善します。
- 外反・内反:皮膚の取りすぎや癒着により、まぶたが外側にめくれる(あっかんべぇ状態)リスクがあります。当院では過剰切除を防ぐシミュレーションを徹底しています。
- 創 離 開:手で引っ張るなどの強い力が加わると傷が開く事や、傷の幅が広くなる可能性があります。
- 傷 跡:傷跡は目立たなくなる場合がほとんどですが、肌質や状態によって、幅のある傷跡、肥厚性瘢痕、炎症性色素沈着、ガタガタ感など目立つ場合もあります。
- 左 右 差:左右を近づけるように手術をしますが、全くの左右対称は難しく多少の左右差が生じることがあります。
多くはありませんが、以下の合併症が起こる可能性があります。
下眼瞼外反、睫毛外反、下眼瞼内反、睫毛内反、眼球運動障害(斜視)、眼輪筋損傷、閉瞼障害、開瞼障害、強直性眼瞼痙攣、間代性眼瞼痙攣、広範囲知覚鈍麻、知覚過敏、ツッパリ感、違 和感、痛み、乱視、視力低下、流涙、アナフィラキシーショック、術後性表皮嚢腫、陥凹変形な ど。
長期的に改善していくものもありますが、生じると改善できないものもあります。
下眼瞼たるみ取りについて
下眼瞼たるみ取り(下眼瞼除皺術)は、加齢によって伸びてしまった下まぶたの皮膚を物理的に短縮し、ピンとしたハリを取り戻す手術です。睫毛のわずか数ミリ下を切開するため、傷跡は最終的にほとんど目立たなくなります。
この手術のポイントは、単に皮膚を切るだけでなく、その下にある「眼輪筋」の処理にあります。当院では、眼輪筋を斜め上方の目尻側へ引き上げ、必要に応じて骨膜に固定する術式を採用しています。これにより、皮膚だけの引っ張りに頼らない、土台からのリフトアップが可能になります。ただし、皮膚の切除量は極めて繊細な判断が求められます。取りすぎは外反(まぶたが裏返る状態)を招くため、個々の皮膚の伸展性を考慮した「安全かつ最大の効果」を出す切除幅を決定します。
表ハムラ・裏ハムラ・ミッドフェイスリフトについて
【表ハムラ・裏ハムラについて】
ハムラ法は、1996年にアメリカの形成外科医によって発表された、現代のクマ・たるみ治療における「ゴールドスタンダード」とも言える術式です。
その最大の特徴は、膨らみの正体である眼窩脂肪を「移動させて再利用する」ことにあります。
表ハムラ法は、皮膚のたるみと脂肪の突出が同時に見られる場合に選ばれます。
睫毛下切開から広い視野を確保し、眼窩下縁の骨膜を剥離して脂肪を敷き詰めるため、仕上がりの平滑さが非常に高いのがメリットです。
一方、裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)は、皮膚を切らずにまぶたの裏から操作を行うため、外側に傷を残したくない方や、ダウンタイムを短縮したい方に非常に支持されています。
裏ハムラは高度な技術を要し、特に結膜側からの脂肪の固定には熟練のコツが必要です。
当院では多数の症例経験に基づき、裏側からでも脂肪を凹みに誘導・固定する手技を確立しています。
どちらの術式も、自身の組織を移動させるため、脂肪注入のように「吸収されてなくなる」心配がなく、効果が長期持続する点が最大の利点です。
【ミッドフェイスリフトについて】
ミッドフェイスリフトは、目の下から頬にかけての中顔面を引き上げ、頬の位置低下や目の下のくぼみ、ほうれい線の目立ちを改善することを目的とした手術です。
表ハムラ法と同じアプローチで行うため、表ハムラ法の手術時に併施するのがおすすめです。
皮膚だけでなく深部の組織を適切な方向へ移動・固定します。
ヒアルロン酸などの注入では改善が難しいたるみや、頬のボリュームの下垂感に対して選択肢となります。
一方で腫れ、内出血、左右差、しびれ、下眼瞼外反などのリスクがあるため、骨格・皮膚の状態・過去の手術歴をふまえた慎重な適応判断が大切です。
脱脂について
脱脂(経結膜脱脂術)は、下まぶたの裏側から突出した「眼窩脂肪」のみを適量摘出する、比較的シンプルかつ負担の少ない手術です。主に、皮膚のたるみが少なく、脂肪の膨らみだけが気になっている比較的若い層に適応されます。
しかし、脱脂において最も重要なのは「どれだけ取るか」という加減です。内側、中央、外側の3つのコンパートメントに分かれた脂肪をバランスよく摘出しなければ、術後に凹凸が残ったり、取りすぎによって将来的に目元が深く窪んでしまったりすることがあります。当院では、単に脂肪を減らすだけでなく、将来の加齢変化も見据えた「適切な残し方」を徹底しています。また、脱脂単独では解消できない皮膚の余りや色のクマ(青クマ等)については、診察時に正直にお伝えし、他の治療法との組み合わせを含めて誠実にご提案いたします。
施術料金
PRICE
| 施術内容 | 料金 | |
|---|---|---|
| 下眼瞼 たるみ取り | 片側 | ¥198,000- |
| 両側 | ¥330,000- | |
| ハムラ法(表) | 片側 | ¥231,000- |
| 両側 | ¥385,000- | |
| ハムラ法(表) +ミッドフェイスリフト加算 | 片側 | ¥297,000- |
| 両側 | ¥495,000- | |
| ハムラ法(裏) | 片側 | ¥277,200- |
| 両側 | ¥473,000- | |
| 経結膜脱脂術 | 片側 | ¥165,000- |
| 両側 | ¥275,000- | |
| PRP追加 | ¥16,500- | |
よくある質問
FAQ
痛みはありますか?
局所麻酔をしっかりと行いますので、手術中の痛みはほとんどありません。不安な方には静脈麻酔で眠った状態で受けていただくことも可能です。
傷跡は残りますか?
裏ハムラや脱脂はまぶたの裏側を切るため、表に傷は一切残りません。表ハムラやたるみ取りも、睫毛の生え際に沿って切開するため、数ヶ月で白い線になり、ほとんど分からなくなります。
効果はどのくらい続きますか?
ハムラ法などは構造自体を組み替える手術ですので、効果は半永久的です。ただし、その後の自然な加齢による変化は防ぐことはできません。
手術が怖いので注入などでも良くなりますか?
手術ほどの効果はありませんが、PRPF療法が低侵襲かつしっかりとした効果が得られるためおすすめです。