乳頭縮小・乳輪縮小・乳癌手術後の乳輪/乳頭再建・傷跡修正(乳輪/乳頭を含む)・アートメイク
施術について
METHOD
乳房再建のエキスパートが手掛ける緻密な乳頭・乳輪縮小と傷跡修正
バストトップの形態に関する悩みは、先天的なものから、授乳などの後天的要因、さらには乳がん手術という大きな転機によるものまで多岐にわたります。当院では、大学病院で乳房再建を専門とする形成外科専門医・指導医の野守医師が手術を担当します。
乳輪・乳頭縮小術は患者様の状態により適切な治療法を提案させていただきます。また、乳癌術後の患者様には、乳がん術後の傷跡修正や、乳輪再建・乳頭再建・乳輪修正・乳頭修正・3D技法を用いた乳輪乳頭アートメイク等により、失われた外観を再構築し、患者様のQOL(生活の質)を向上させることを治療の核心としています。
治療方法
TREATMENT METHOD
当院では、患者様の現在の形態と、術後に目指すゴールに合わせて、以下の術式を単独、あるいは組み合わせて実施します。
1. 乳輪縮小術(外周切開法・内周切開法)
乳輪が広すぎる、あるいは輪郭がぼやけている場合には、乳輪の外側をドーナツ状に切除する「外周切開法」を選択します。この際、単に縫い合わせるだけでは、乳房の重みで傷跡が広がるリスクがあるため、当院では皮下組織を内側に引き寄せるように縫合する「特殊な巾着縫合」を施します。これにより、傷跡への張力を分散させ、時間の経過とともに傷が白く細い線になるよう細工します。また、乳頭の根元を切開する「内周切開法」は、乳頭が平坦化しやすいため、解剖学的に適した症例にのみ慎重に適用します。
2. 乳頭縮小術
高さの縮小:乳頭の根元部分の皮膚を切除し、内部をきのこ状にトリミングして縫合します。乳頭が高く伸びすぎている場合に有効です。
直径の縮小:乳頭を上から見て、ケーキカットのように三角形に部分切除します。これにより、乳頭全体のボリュームを抑え、シャープな印象に整えます。
複合法:高さと直径、両方の問題を同時に解決します。
3. 乳がん術後の乳輪・乳頭再建、または修正
乳がん術後の再建乳房に対しては、健側に合わせた
手術時間は30分から60分程度、局所麻酔でリラックスして受けていただけるよう、痛みと不安の除去にも最大限の工夫を凝らしています。
副作用・リスクRISK
- 発赤・疼痛・内出血
- 腫れ・むくみ・血腫
- 乳輪下膿瘍・乳腺炎
- 創離開(傷が開く)
- 傷跡・瘢痕
- 左右差
- 授乳障害(術式による)
- 感覚の鈍麻
- 乳頭の血行不良
- 糸の露出
- 形状の不整
乳輪縮小について
乳輪縮小術は、美容的な側面だけでなく、機能的な不快感を取り除くためにも有効な手術です。一般的な乳輪縮小では、乳輪の外周を切開し、余分な皮膚を取り除くことでサイズを調整します。
当院が重視しているのは、術後の長期的な安定性です。
乳輪は皮膚の張力がかかりやすい部位であるため、単純に縫合するだけでは時間の経過とともに傷跡が広がってしまうことがあります。
そのため、皮下縫合を強固に行うなどの形成外科的工夫を施します。
乳頭縮小について
乳頭縮小術は、肥大した乳頭を適切なサイズへと再構築する手術です。
通常、乳頭が大きくなる原因は授乳による物理的な伸展や、アトピー性皮膚炎などの慢性炎症による皮下瘢痕の蓄積です。
当院の術式では、乳頭の先端(感覚が集中する部位)と、将来の授乳に必要な乳管を可能な限り温存しながら、余分な組織を直接除去します。これにより、単なる「縮小」ではなく「整容的な再構築」を実現します。
乳癌手術後の傷跡修正・乳輪乳頭アートメイクについて
乳がん手術によって残された傷跡(瘢痕)は、時として赤く盛り上がったり(肥厚性瘢痕)、引きつれを起こして痛みを伴ったりすることがあります。
当院ではこれらの傷跡に対し、手術によって目立つ瘢痕を切除し、より細く目立たない傷へと縫い直す「瘢痕修正術」や、ステロイド注射、レーザー治療などの多角的なアプローチを行います。
傷跡を単に隠すのではなく、組織の柔軟性を取り戻すことで、見た目と機能の両面を改善します。
乳頭・乳輪を全摘出された方や、再建後の仕上げとして「ブレストアートメイク™」を用いることもあります。
これは医療用色素を用いて皮膚に彩色を施す医療行為です。
当院が提供する「3Dアートメイク」は、高度なグラデーション技術とカモフラージュ技術を駆使し、平坦な皮膚の上に、あたかも乳頭が突起しているかのような立体感を視覚的に再現します。
手術による再建を希望されない方にとっても、このアートメイクは外見の喪失感を埋める極めて有効な手段となります。医療機関で行うため、衛生管理は徹底されており、麻酔の使用により痛みも最小限に抑えられます。再建外科医が監修するからこそ、適切な位置、自然な色味、そして周囲の傷跡との調和を考慮した、本物と見紛うような仕上がりが可能です。
乳がんサバイバーの方々の精神的なQOL(生活の質)を高め、自分らしさを取り戻すための最後のピースとして、この医療技術を提供しています。
施術料金
PRICE
| 施術内容 | 料金 | |
|---|---|---|
| 乳頭縮小 | 片側 | ¥158,400- |
| 両側 | ¥264,000- | |
| 乳輪縮小 | 片側 | ¥237,600- |
| 両側 | ¥396,000- | |
| 乳頭・乳輪アートメイク | 片側1回 | ¥49,500- |
| 片側2回以降 | ¥27,500- | |
| モントゴメリー腺 除去 | 1個 | ¥22,000- |
| 乳癌手術後 乳頭再建 | 保険 | |
| 乳癌手術後 乳輪再建 | 保険 | |
| 乳癌手術後 傷跡等修正 | 保険 | |
よくある質問
FAQ
授乳ができなくなることはありますか?
将来の授乳を希望される場合は、乳管を温存する術式を選択します。カウンセリング時にご相談ください。
傷跡は残りますか?
乳頭と乳輪の境界線などに沿って切開するため、時間の経過とともに白く細い線になり、周囲の皮膚と同化してほとんど目立たなくなります。
アートメイクはどのくらい持続しますか?
個人差はありますが数ヶ月から数年単位で徐々に薄くなります。完全に消えることは稀ですが、自然な色味を保つために定期的なメンテナンスをお勧めしています。
乳がんの手術からどのくらい経てば治療できますか?
手術や放射線治療が終わってから、組織が安定する6ヶ月以降が目安となります。主治医の先生と連携して進めることも可能です。
手術は痛いですか?
局所麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じることはありません。術後の痛みも数日で落ち着き、処方する鎮痛剤で十分に対応可能です。
乳がん手術後のアートメイクはいつから受けられますか?
一般的に、がんの手術や放射線治療が完了し、組織が安定する6ヶ月以降を推奨しています。主治医の先生の許可をいただいた上で進めさせていただきます。