ミラドライ

ミラドライは、皮膚を切らずに、傷跡を残さず、ワキガ・多汗症を治療できる新しい治療法です。

マイクロ波(電磁波)を利用し、汗の原因となる【エクリン汗腺】と、匂いの原因となる【アポクリン汗腺】に熱ダメージを与え、汗腺の発汗機能を抑えてワキガ・多汗症によるワキ汗と臭いの悩みを解決する治療機器です。

ミラドライに使用されるマイクロ波は水分に反応して熱を発するため、水分の多い汗腺には大きなダメージを与え、水分の少ない周辺組織へのダメージを最小限に抑えることのできる治療なので、外科的なワキガ・多汗症治療のように術後のダウンタイムや傷跡を気にすることなく治療を受けられます。

ミラドライはアメリカFDA(Food and Drug Administration:日本の厚生労働省にあたる機関)に腋臭症・多汗症の治療に使用される医療機器として唯一承認を受けた安全性の高い治療です。

適用となるお悩み

ワキガ

多汗症

ワキ汗の臭い

ワキ汗の量

こんな悩みに効果的

  • ワキガに悩んでいる
  • 多汗症である
  • ワキ汗が多く、シャツに汗ジミができる
  • ワキガ・多汗症を治療したいが傷跡を残したくない
  • ワキガ・多汗症を治療したいが外科手術後のダウンタイムがとれない
  • ワキガ・多汗症の永久的な治療を受けたい

ミラドライとは

ミラドライは切開手術をせずに気になるワキ汗や臭いを改善できるワキガ・多汗症治療機器です。

ミラウェーブ(miraWave™)というマイクロ波を外側から照射し、汗や臭いの原因となる汗腺を破壊します。中度〜重度のワキガ・多汗症に効果があり、組織削除法手術と同等の効果が得られます。

ワキガ・多汗症の原因

ワキ汗は、【エクリン汗腺】、【アポクリン汗腺】という皮膚のすぐ下にある2種類の汗腺から分泌されます。

【エクリン汗腺】は全身に分布し、暑いときや運動後、辛いものを食べたときなど、体内の熱を放出して体温調整を行うためにかく汗、また緊張による汗などを分泌します。エクリン汗腺から分泌される汗は通常無色透明で無臭、さらっとしているのが特徴ですが、ストレスや疲労によって、汗に疲労物質や老廃物がまざったり、発汗後に清潔な状態にせず長時間放置したりすると、臭いの原因となることもあります。

エクリン汗腺から分泌される汗が多い症状を【多汗症】といい、体質により発症することもありますが、精神的なストレス、食生活やホルモンバランスの乱れ、その他の疾病などにより交感神経が正常に働かなくなることで症状が現れることもあります。ワキや手の平、足の裏、頭部など、症状が出る箇所は人それぞれ異なります。

【アポクリン汗腺】は、主にワキの下、乳輪周り、ヘソ周り、性器周辺、耳の穴などに分布し、アポクリン汗腺から分泌された汗は黄ばんだ色味を帯び、濃く粘り気があります。脂肪やタンパク質、老廃物、鉄分などを含み、これらが腋下の皮膚表面や腋毛内に常在する細菌などによって分解されることで臭いを発します。この臭いが【ワキガ】の臭いであり、アポクリン汗腺が多い場合、ワキガになる可能性が高くなります。

ミラドライ治療のメカニズム

ミラドライは、がん治療のための医療機器や電子レンジなどに幅広く利用されているマイクロ波(電磁波)を使用し、ワキガ・多汗症の原因となる2種類の汗腺の機能を破壊させることでワキ汗の量や臭いを改善する治療です。

ワキガ・多汗症治療は、ワキ汗や臭いの原因となる腋下の汗腺を取り除くことで治療しますが、皮膚を切開して医師が直接汗腺を取り除く剪除法(皮弁法)の他に、切開範囲を1cm程度の最小範囲に抑え、細い管を通して汗腺を吸い取ったり超音波を照射したりする治療方法もありますが、ミラドライによる治療はミラウェーブ(マイクロ波)を外側から照射するだけで汗腺を破壊することができ、切開を全く行わないため、傷跡が残らないことが何よりの特徴です。

また、ミラウェーブは水分に反応するマイクロ波であるため、水分の多い汗腺に大きなダメージを与え、その機能を破壊させることができ、腋下の皮膚表面や周辺組織のダメージを最小限に抑えてワキガ・多汗症の治療ができます。

ミラドライによる治療法

照射前に、専用のテンプレートによってマーキングを行い、照射箇所を正確に決定します。治療箇所全体に局所麻酔をした後、ミラドライのハンドピースをマーキングに沿って当て、順に照射していきます。

ミラドライによる治療法

ミラドライのハンドピースは照射部位の皮膚を吸引し、固定してから作動するため照射箇所の打ち漏れがなく安心です。エクリン腺とアポクリン腺が集中している層へマイクロウェーブをターゲット照射すると、エネルギーが汗腺に含まれる水分子を振動させ、熱エネルギーを発生し、その熱が汗腺を破壊します。ミラドライはコンピュータ制御によって自動的にエネルギーの深さと幅を最適化します。

ミラドライによる治療法

ラドライのクーリングシステムが皮膚表面から真皮層にかけての皮膚を冷却、保護しながら、汗腺の多く存在する皮下2〜3mmの層に集中照射します。熱の及ぶ深さや照射幅は最適に制御されるように設計されているため、安心・安全な治療です。

ミラドライによる治療法

ミラドライの治療効果

患者様それぞれのワキの形状にあったテンプレートにより正確にマーキングを行い、それに沿って正確にデータ制御された状態でミラウェーブを照射していくため、照射漏れのリスクは極めて少なく、個人差はありますが、1度の照射で70%以上の汗腺を破壊することが可能です。また、一度破壊された汗腺が再生することはないため、手術同様に半永久的な治療効果をもたらします。

アポクリン汗腺、エクリン汗腺の両方をターゲットとするので、ワキガと多汗症の両方に効果的です。

「ワキガ・多汗症は手術でないと治療できない」、「ミラドライなどの機械による治療は再発のリスクがある」などという情報も見受けられますが、70%以上の汗腺が破壊されるという効果と、一度破壊された汗腺が再発することはないという事実から、ミラドライは再発のリスクが極めて少なく、手術同様の治療結果が得られる治療です。

ミラドライ治療後の再発を訴えられるケースとして考えうる要因は、施術後1ヶ月程度経過すると、残存した汗腺の機能が活発化するため、汗の量が増えて感じられたり、臭いが再発したように思われたりする場合があります。ミラドライはワキの汗腺を100%取り除く治療ではないため、汗や臭いがゼロになることはなく、これは剪除法手術を行った場合も同様に言えることです。

あるいは、汗腺が多く分布する箇所に正確に照射がされておらず、照射漏れによって十分な治療効果が得られていないという場合もありますので、ミラドライによる治療をご検討の方は、ミラドライや剪除法(皮弁法)などの切除手術も含めて、医師のワキガ・多汗症治療実績を確認することが重要です。当院では、院長の藤本先生はミラドライ治療の認定資格を有し、顧問の土井先生は多汗症治療のガイドライン作成委員でもあるため、安心して施術を受けていただくことができます。また当院では、規定テンプレートのショット数の1.5倍の照射を行い、照射漏れのない十分量の施術をおこなうため安心です。

通常は、ミラドライの治療を受けられた大多数の方が1度の照射で満足のいく結果を得られていますが、万が一汗の量、臭いともにさらに改善を希望される場合は2度目の照射も可能です。当院では、最初の治療から1年の期間内であれば無料で再照射を受けて頂ける1年保証付プラン、もしくは2回目照射の割引プランを設けておりますので、詳しくはカウンセリングでご相談ください。(一度の照射で約70%、2度照射で約90%の汗腺が破壊されるとの治験データがあります。)

また、以前にミラドライ以外のワキガ・多汗症治療を受けられた方で、十分な症状の改善が得られなかった方も、ミラドライによる再治療が可能な場合があります。ただし、切開手術を受けられた方は、現在の皮膚の状態によってはミラドライの照射が難しいこともあるため、まずはカウンセリングにてご相談ください。

ミラドライのダウンタイム

ミラドライによる治療は、切開を行わず、マイクロ波を外側から照射するだけの治療であるため、外科手術による治療のように傷跡が残らず、また、術後のガーゼ固定のようなダウンタイムが不要です。

切らずにワキガ・多汗症を治療するための機器として、ミラドライ以外にも針を刺してRFを照射するタイプの治療器(ビューホットなど)を取り扱うクリニックもありますが、照射箇所に木綿豆腐のような色素沈着が残ることなどが報告されています。一方ミラドライは、適切な麻酔処置と画期的なクーリングシステムにより、皮膚表面に傷が残るなどのダメージを与えることがないため安心です。ただし、皮下の汗腺を破壊するだけの熱エネルギーを加える治療であるため、施術後数日間は患部にむくみや熱傷感を感じることがあります。

ワキに腫れ、むくみがある場合、衣服による摩擦などで痛みを感じる場合がありますが、鎮痛剤によってコントロールできます。また、一時的にワキにしこりのような凸凹が現れることがありますが、時間の経過により治まります。

こどものミラドライ治療

ワキガ・多汗症は遺伝的要素が強く、親族にワキガの人がいる場合、遺伝によってワキガを発症する可能性が高くなります。ワキガや多汗症はデリケートな悩みになりやすく、ご自身の悩みであればもちろんのこと、お子様がワキガである場合も、学校などで嫌がらせを受けないかなど、非常に心配される親御様が多く、「ミラドライはこどもでも受けられるか?」というご相談は当院にも多く寄せられます。

ミラドライの治療には対象年齢の設定はなく、基本的にはご本人の治療意思と保護者の方の同意があれば、未成年でも治療を受けて頂くことが可能です。ただし、ある程度の体格と脂肪量が備わっていなければ照射が難しい場合もあるため、まずはカウンセリングにてご相談頂いてからの判断となります。

ワキガの原因となるアポクリン汗腺は、第二次性徴期において増え始めるため、ワキガを発症する時期は思春期にあたることが多いのです。よって、早ければ小学校中学年〜高学年の間にワキガを発症するお子様も多くいらっしゃいます。周囲の反応が気になったり、精神的なストレスを負ったりすることがないよう、早期の治療を希望されることは賢明ですが、お子様のワキガ・多汗症治療においてまずご理解いただかなければならないのが、成長期においてはいかなる方法で汗腺を取り除いても、第二次性徴期を過ぎるまでは汗腺組織が発達し続けるため、治療後もワキガ・多汗症を再発する可能性があるということです。

この可能性をご承知いただいた上でも治療を希望される場合、当院ではお子様の治療にこそミラドライをお勧めしています。ミラドライは切らない・傷が残らない低侵襲なワキガ・多汗症治療であり、その効果と安全性は治験データから証明されており、またアメリカFDAの承認やヨーロッパでのCEマークを取得していることから信頼性の高い治療といえます。再発の可能性を考えた場合、傷跡が残る外科的治療を選択するよりも、低侵襲な治療こそが望ましく、またミラドライは再発の場合、再照射が可能なため、第二次性徴期を過ぎた頃に2度目の治療を受けていただくことが可能です。

また、外科手術に比べて術後のダウンタイムがほぼなく、治療後の回復も早いので、こどもの治療に適しているといえます。

しかし、治療にとって最優先されるべきなのは、本人が「治療したい」という意思をもっているかどうかなので、一緒にカウンセリングにお越しいただき、治療内容の説明を聞いた上で、治療を受けたいか、麻酔に耐えられそうか、などご判断いただければと思います。

ミラドライの治療の流れ

診察・カウンセリング

ワキガ・多汗症のお悩みについて、何でもお気軽にご相談ください。
お悩みと症状、ご希望、ライフスタイルから最適な治療方法をご提案します。

予約と手続き

施術前に、メイクや汚れを落としていただきます。

写真撮影

カウンセリング内容にご納得頂き、ミラドライによるワキガ・多汗症治療を希望される場合、施術日のご予約をお申し込み頂きます。

施術日より2日前

ミラドライの施術日より2日前に、ご自宅でワキ毛の処理を行ってください。毛抜きなどは使用せず、カミソリで剃毛を行っていただきます。

施術当日

当日は、施術予定時刻の15分前までのご来院をお願い致します。飲食などはすべて通常通りに行って頂いて問題ございません。服装は、キャミソールやランニングシャツなど、袖のない下着をご着用の上お越しください。制汗剤などは使用しないでください。

マーキング

医師が診察し、患者様それぞれのワキの形や大きさにあったミラドライ治療専用のテンプレート(位置決めマーキングシート)を選択します。マーキングシートの選択は、腋下の汗腺があるエリアに漏れなくミラウェーブを照射する上で重要であり、当院の医師は剪除法(皮弁法)による切開手術の施術実績も豊富であるため、腋下の汗腺の分布について熟知しており、腋毛のある場所などから正確に判断を行います。

シートを決定したら、ワキの消毒を行い、選択したマーキングシートを腋下に転写、ミラウェーブの照射範囲を正確に決定します

麻酔

照射範囲が決定したら、治療箇所に局所麻酔を行います。注射により複数箇所、麻酔薬を注入していくため痛みがありますが、局所麻酔は照射中の痛みと熱感を抑えるだけでなく、適切な箇所に適切な量を注入して、腋下の皮膚を浮かせることで、熱エネルギーから周辺組織や神経などを守る働きをするため、最も重要な処置であると言えます。

ミラドライ施術

ミラドライの照射を行います。マーキングシートによって定められた位置にミラドライのハンドピースを合わせて照射していきます。施術時間は患部の大きさにもよりますが、両脇で2-3時間かけて施術いたします。

冷却

治療部位の冷却処置を行います。

アフターケア

治療後1〜2週間は、施術箇所にほてりやむくみが生じます。治療当日はご帰宅後も治療箇所を十分に冷却してください。日常生活は通常通り行うことができますが、飲酒や入浴、激しい運動など、血行が促進されるようなことは、むくみなどの症状が落ち着クマで1〜2週間は控えて下さい。ワキに腫れ、むくみがある間は、衣服による摩擦などで痛みを感じる場合がありますが、鎮痛剤によってコントロールできます。また、一時的にワキにしこりのような凸凹が現れることがありますが、時間の経過により治まります。術後の状態で気になることがあれば、すぐに診察を受けていただくことをお勧めします。

ミラドライの副作用・リスク

  • 腫脹:術後腫れます。
  • 内出血:血が滲んで紫になることがあります。
  • 血腫:創部に血がたまることがあります。
  • 感染:化膿することがあります。
  • ツッパリ感、しこりを生じることがあります。
  • 感覚が鈍くなることがあります。

ミラドライの施術料金

施術内容 料金
両脇(保証なし) 1回目 ¥330,000-
2回目 ¥247,500-
片脇(保証なし) 1回目 ¥231,000-
2回目 ¥176,000-
両脇(1年保証付) 1回目 ¥423,500-
片脇(1年保証付) 1回目 ¥297,000-

総額表示義務のため、消費税込みの表示となっています。

ミラドライのよくある質問 Q&A

ミラドライはワキガと多汗症、両方に効果がありますか?

ミラドライによって破壊する汗腺は、臭いの原因となるアポクリン腺と、多汗の原因となるエクリン汗腺の両方が対象となるため、どちらの症状にも効果があります。

施術中の痛みはありますか?

施術前に局所麻酔を行いますので、ミラドライの照射による痛みはありませんが、局所麻酔の際に、注射の痛みを感じることがあります。
ミラドライは皮膚表面を冷却して保護しながら照射を行うため安全ですが、箇所によって熱感を感じる場合はすぐに医師にお伝え下さい。冷却モードでの照射を十分に行ってから再度マイクロ波の照射を行います。
施術後は、マイクロ波の熱によるむくみ、ほてりといった症状が現れますが、通常の経過であり数日で治まります。むくみ・ほてりによる痛みがある場合も鎮痛剤の服用によりコントロールできる程度です。

麻酔で眠った状態での治療は受けられないのでしょうか?

ミラドライ施術は局所麻酔にて十分に皮膚を浮かした状態で不適切な熱傷を避けるようにして治療を行います。患者様が強い熱感を感じた場合、冷却モードに切り替えての照射を行うという確認作業をしながら治療を繰り返しますので、静脈麻酔や全身麻酔下で、患者様の意識がない状態でミラドライ治療を行うことは適切でありません。よって、不適切な熱傷を避けるため、当院では局所麻酔による治療のみ行っております。
極度に痛みに弱く、治療にご不安な場合、麻酔クリームを塗布してから局所麻酔注射を行うこともできますので、カウンセリングにて医師にご相談ください。

ダウンタイムはありますか?

切開手術を行った後のように腕を上げることができなかったり、圧迫固定が必要であったり、傷口が残るようなことはありません。術後は患部にむくみやほてりがありますが、通常の経過であり1〜2週間程度で落ち着きます。施術後はほてりが落ち着クマで十分に冷却し、飲酒、入浴、激しい運動など、血行が促進されるようなことはむくみなどの症状が落ち着クマで控えて下さい。ワキに腫れ、むくみがある間は摩擦による痛みを感じる場合がありますが、鎮痛剤によってコントロールできる程度とお考えください。術後の状態で気になることがあれば、すぐに診察を受けていただくことをお勧めします。

保険適用での治療は可能ですか?

ミラドライは低侵襲で切開手術のように傷跡を残さずワキガ・多汗症が治療できるというメリットがある一方、自由診療であるため健康保険の適用とならず、施術費用が切開手術よりも高いというデメリットがあります。
しかしながら、ミラドライは医療行為であるため、医療費控除の対象となります。詳しくは各自治体の税務署ホームページをご参照ください。

施術後、通院する必要はありますか。

切開手術後のように、ガーゼによる圧迫やテーピングによって患部を固定する必要はありませんが、照射部位にほてり、むくみが出ることが予測されますので念のため照射後1週間で検診を行います。気になる程度のほてりやむくみは術後1〜2週間で治まりますが、最終3ヶ月検診を行い、問題なければ治療完了となります。

治療の効果はどのくらい続きますか?

1回の治療で70%程度の汗腺が破壊され、一度破壊された汗腺が再生することはないため、効果は永続的と言えます。ミラドライは、腋下の汗腺を100%無くすことができる治療ではないため、汗や臭いがゼロになることはなく、これは切除手術を行っても等しく言えることです。ほとんどの方が1回の治療で汗の量が減り、気になる臭いがなくなったと効果に満足されていますが、治療後1ヶ月ほどで残存する汗腺が再機能し始めるため、汗がまた増えてきたように感じることがあります。万が一、1回の治療で効果が薄いと感じられる場合は、2度目の照射を行うことも可能ですので、カウンセリングにてご相談ください。

ミラドライの治療であれば、どのクリニックで受けても同じですか?

同じ機械を使用しても、麻酔の料や注入位置、照射方法などによって治療の結果には差があると言えるため、ミラドライ治療をご検討の方は、治療実績の豊富なクリニックで施術を受けられることをお勧めします。当院院長はミラドライ治療の認定資格を有し、治療実績も豊富ですので安心してお任せください。
また当院では、規定テンプレートのショット数の1.5倍の照射を行い照射漏れのないように十分量の施術をしています。

ワキの下の汗腺を破壊しても問題ないのでしょうか?

人間の身体全体には400万もの汗腺が存在し、腋下に存在する汗腺はこのうちわずか2%程度です。よって、腋下の汗腺をなくしても、体温調節のために発汗する身体の機能には何ら影響がないため、ワキガ・腋臭症の治療のためにワキの下の汗腺を取り除くことに問題はありません。

ミラドライを受けた後ワキ毛は減りますか?

レーザーなどの脱毛機器とミラドライでは作用は異なるものの、ミラドライのマイクロ波は腋毛の毛根に熱ダメージを与えることがあり、照射箇所に永久的な脱毛効果が得られる方もいます。

ミラドライはワキ以外の箇所の多汗症も治療できますか?

ミラドライは腋下のみを治療対象としますので、ワキ以外の箇所に照射を行うことはできません。手の平や足の裏などの多汗にお悩みの場合、ボトックス注射による治療が有効ですので、カウンセリングにてご相談ください。

ミラドライと他の多汗症治療用医療機器にはどのような違いがありますか?

針を刺すタイプのRF治療器(ビューホットなど)は、この数年で導入されたばかりの新しい治療であり、信用に足る治験データに乏しく、またアメリカFDAやEUなどの機関によって認証を受けた信頼性の高い治療用機器ではありません。また、照射後皮膚表面に木綿豆腐のような色素沈着が残るという報告が多数あるため、ワキガ・多汗症の切らない治療用機器として、当院では信頼性と安全性の高いミラドライを採用しています。

ミラドライは未成年でも受けられますか?

ミラドライの施術には何歳以上に適応という取り決めはなく、ご本人の治療意思と保護者の方の同意があれば未成年でも治療を受けていただけます。ただし、お子様の成長期においてはいかなる方法で汗腺を取り除いても、第二次性徴期を過ぎるまでは汗腺組織が再生する可能性があることをご承知頂いた上での治療となります。

妊娠中でも治療を受けられますか?

妊娠中、または妊娠の可能性がある方への施術を行うことはできません。

ミラドライによる治療を受けられない場合はどんな場合ですか?

妊娠中、または妊娠の可能性がある方、ペースメーカーなどの電子機器が体内に入っている方、局所麻酔にアレルギーがある方、ケロイド体質の方、酸素補給が必要な方はミラドライによる治療を受けていただくことができません。
また、過去にワキガ・多汗症の外科手術を受けられた方は、現在の腋下の皮膚状態によってはミラドライの治療を受けていただけない場合がございますので、事前にカウンセリングにて診察を行います。

ワキの脱毛をしていますが、ミラドライを受けることはできますか?

レーザーなどの脱毛機器とミラドライの作用は異なるものの、どちらも照射箇所の皮膚組織に熱が発生する治療であるため、重複しての照射は火傷などの原因となる可能性があります。よって、脱毛治療後は最低2ヶ月の期間をあけてからミラドライの治療をお受けください。また、ミラドライ治療後は、3ヶ月の期間をあけて脱毛施術を受けていただくのが望ましいでしょう。
なお、ミラドライ照射箇所は、ワキ毛の永久脱毛効果が得られます。

男性でも治療を受けることはできますか?

もちろん受けていただけます。ただし、ミラドライ照射箇所はワキ毛が再生しない可能性があることをご了承ください。